高梨 弘毅

金属材料研究所所長
高梨 弘毅磁性材料学研究部門
教授

百周年へのカウントダウン

1916年、初代所長・本多光太郎博士の尽力により創設された本所は、2016年に創立百周年を迎えます。本多博士によるKS磁石鋼の開発を皮切りに、その長い歴史の中で、センダスト、シリコンカーバイド繊維、アモルファス金属など、みなさんの暮らしに役立つ革新的材料を、数多く開発してまいりました。金研は、長い歴史を背景としつつも、常に新しい研究開発、組織運営、人材輩出に取り組んできており、その積み重ねによって、金研の伝統が作り上げられています。

本多博士の最も著名な言葉に「今が大切」がありますが、この「今」を絶え間なく「大切」にしていくこと、これから迎える百周年、さらにその先の時代にわたって、「世界の金研」の名にふさわしい研究開発、人材育成などを行っていくことが、「今」に居る我々金研構成員の使命であると感じています。この言葉を胸に刻み、皆さまの安心・安全で豊かな生活の実現に貢献するために、真に社会に役立つ革新的な材料の開発とそのための基礎研究に邁進していく所存です。皆さまのご指導・ご鞭撻の程、何卒よろしくお願い申し上げます。


金研百周年 インタビュー これからの金研を支える若手研究者たち