現役院生が語る金研

2016-05-14

このページでは金研で学んでいる学生の声を紹介します。金研の学生は東北大の物理学科はもちろん、各地から来ており、外部の学生は常に3割程度います。出身大学に拘らない金研の環境は、新しいチャレンジを目指す学生にとって最適です。

浅野 駿 君(2015年M1、藤田研究室)のメッセージ

私は学部生時代関西圏の大学に所属し、放射光を用いた物性物理学の実験研究をしていました。実験で使用している結晶を自分で作成したいと思い、大学院では自ら結晶を育成して物性測定をするというスタイルで研究を進めたいと考えました。そこでその環境に最も適している金属材料研究所の研究室への進学を決意しました。研究室ではスタッフや学生という立場を問わず日々活発に議論をしており、研究内容の何がおもしろくて何が重要なのかを理解するために基礎的なことをじっくり考えることができます。金属材料研究所は意欲的な学生にとって主体的に研究を進めることができる素晴らしい環境だと思います。

沖野 友貴 君(2015年M1、藤田研究室)のメッセージ

私が所属している藤田研究室では、中性子回折実験に用いる単結晶試料を実験者自らの手で作成しています。学部生時代私は主にコンピュータを用いて数値計算を行う研究室に所属していたので、実際に試料を作りX線等を用いて試料の評価を行うのは初めての経験でした。金属材料研究所は世界でもトップレベルの研究機関であり、学生は恵まれた環境の下で研究を行うことができます。何か新しいことに挑戦するのは不安や心配が伴いますが、金研での研究生活は必ず自分を成長させてくれます。

細川 貴庸 君(2012年M1、佐々木研究室)のメッセージ

私は学部時代化学科に所属していました。物理学科に進学することを考え始めたきっかけは、大学院へ行くことを決意した際に、そのまま周りの学生たちと同じ様な道を歩むことに物足りなさを感じた事でした。その後、大学院の事を調べていくうちにその思いは高まり、東北大学の物理学科で物性物理を研究することを決めました。私は現在金属材料研究所に所属していますが、ここは世界でも有数の研究機関であり、そこで行われている研究もどれも魅力的なものです。 専攻を変えることで一番懸念されるのは勉強が分かるかどうかということだと思います。私の場合は他学部からの入学ということで分からないこともありますが、周りの学生の助けや先輩方、先生方の温かい指導のおかげで、日々成長しているという実感があります。また、今まで異なる分野を学んできたことによって他の学生とは違った発想が生まれるということを感じました。 研究も、高い研究水準の下で行うことができ、とても楽しく充実した毎日を過ごすことができています。ディスカッションなども活発に行われており、とても恵まれた環境で研究することができます。本学は意欲的な学生がさらに自分の力を伸ばす場として最適な環境だと思います。

齊籐 康太 君(2012年M2、野尻研究室)のメッセージ

金属材料研究所では、世界トップレベルの研究が数多く行われており、自分の能力を十分に発揮できる魅力的なテーマを持って研究することができます。私は野尻研究室で、磁場発生用電源の開発と、その装置を用いたマルチフェロイック物質の研究を行っています。所属研究室では、中性子回折やX線の実験に強磁場を組み合わせた様々な研究を行っていますが、私は工学部出身だったこともあり、磁場発生用の電源開発に挑戦し、30テスラを超える磁場発生装置を開発することができました。この装置により、放射光施設SPring-8では、世界唯一の強磁場XMCD測定(X線を用いた磁化測定法)の実験を実現させることができました。 研究の中でぶつかる様々な課題は、難しいものも多くありますが、問題をひとつひとつ解決することで、少しずつ成長することができます。適切な課題、指導の中で学んだことは確実に自分のものとなり、力になります。このことは就職活動中、面接官に金研での研究生活を話す中で度々実感することとなり、内定を頂くこともできました。 最先端の研究に関わることはとても刺激的で高いモチベーションを維持することができます。高い目標を設定し、確実に成長していくには、金研の環境はとてもいいものだと思います。

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